This Archive : 2005年09月

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craft と art

2005.09.30 *Fri
miyashita


紙を使って制作をする宮下佳代さんが名古屋から打ちあわせに。
直前なので、ひとつでも作品を増やしたい時期だと思うけれど、
展示そのものも大切に考える作者ならでは。
そう、この会は作品の充実はもちろん、展示にも十分に個性を響かせて欲しいと思っているのです。

宮下さんは紙をこよりにしたり、金属に貼っていったりして、ふたものや、小箱を作る。
今回は「モビール」もひとつのテーマに。
モビール。
北欧では一般的です。
大人も子どもも楽しめるインテリア。
そんなもの、日本には少ないのでは?

工房からの風 では、暮らしの中で使うものがひとつの括りですから、
自己表現に寄ったアートは基本的には向いていません。
でも、クラフトとアートの境界線って?
ここではあえて玉虫色にしています。
「暮らし」ということを心において作られた、用途のあいまいなものも、排除せず。
そんな中から、新鮮なものが現れてくる予感もあるのです。

今回の宮下さんの作品も、そんな工房からの風の一面を見せてくれるかもしれません。
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sumu

2005.09.27 *Tue
sumu15


住む。[sumu]、発売になりました。

表紙、らふと、です。
中央、ピントの合っているところ、土壁の質感がよく出ていますね。
壁塗りから一年で、早、経年変化の味わいが・・・。

作品は、相原清子さん。
銅の叩き出しの器です。
控えめで、慎重な相原さん、表紙になって、びっくりしているかも?

中で5頁にわたって企画頁をいただきました。
写真は飯貝拓司さん。文章は稲垣が記しています。
工房からの風、に出展する作家から数人の作品をご紹介しています。
当日、この建物(galleryらふと)は、インフォメーションセンター?となって、これらの作品の一部も展示します。

また、対面のテントでの「鎮守の杜のごはん市」では、ディレクションをする奥村文絵さんのセッティングに、出展作家の作品も登場する予定です。

工房からの風、へご来場の折はぜひ、ご覧くださいね。
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めぐる、めぐる

2005.09.26 *Mon
mame1



塩山奈央さんの豆豆しく過ごす一日。
チャパティ袋とチャパティ作り。

ここでも、「めぐる、あるもの」は登場します。
チャパティ袋を作るための布を、持ちよっていただきました。
お家にあった布、
手ぬぐい、
昔着ていた服、など。

服の布は、シャツのボタンを使ってみたり、
ポッケの一部を残してみたりとアレンジしながら、
あっという間に、チャパティ袋に変身。
魔法みたい。
でも、本当は、魔法使いの仕業なんかじゃなくて、
イメージ豊かで、ささやかな喜びを見つけるのが上手な、
人の、為せる技なのだと思いました。

あるものは、めぐります。
ものに込められてきた想いも、めぐる。
命も、きっと。
めぐる。

みんなで捏ねたチャパティ。
同じく工房からの風出展者の、
海野毅さんの鉄器を使って、焼き上げます。
チャパティが、ふわっとふくらむ度、歓声があがり、
焼きあがったチャパティは大切に、
出来上がったばかりのチャパティ袋へ。


mame2


庭でハーブを摘んでチャパティに添えたり、
オーガニックの新鮮な野菜をたっぷり乗せたピザにしたり。
塩山さんが用意してくれたホムスやサラダなどのお豆料理もいただいて、
おなかいっぱいな、昼下がり。

塩山さん、
「料理はもちろんのことだけど、
 料理だけではなく、
 その空間を楽しんでもらいたい」、と。
工房からの風で、どんな、おいしい場所が出来上がるのでしょう。
楽しみです。
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めぐる

2005.09.24 *Sat
shif1


紙布、という布をご存じですか?
紙布とは、和紙を縒って作った糸で織られた織物のことです。
紙布作家の武石幸子さんの、
糸づくりのデモンストレーションがありました。

武石さんがお持ちになった紙は、
骨董屋さんで手に入れたという昭和初期の頃の大福帳(帳簿)や、
ご自分で漉き上げた和紙。
大福帳には、当時の墨文字が残っています。
手漉き和紙にはぜんまいのワタや、絹などを漉き込んで。

まず、紙を細長いひも状にして、縒りをかけて行きます。
武石さんお手製の縒り機で。
竹とバーベキューの串と自転車のチューブを使った縒り機です。
小さくてもパワフルな道具。
指先、腕、体全体を使って、ぐんぐんと。

昭和の初めに使われた和紙が時を経て、
「あるものを使ってものを作りたい」という人の手によって、
また新たなものに生まれ変わる。
「めぐる」ということ、考えさせられました。

shifu1


デモンストレーション中、
武石さんの周りは、常に人が絶えず、
次第にみんなで輪になって、糸づくり。

武石さん、お客さまに手ほどきしながら、
「糸作りを言葉で伝えるのが難しくて‥」、
とおっしゃっていたけれど。
大丈夫。
武石さんの手仕事を目にして、そして糸縒りの体験を通して、
糸つくりの楽しさ、紙布というもののこと、
みなさんに伝わったと思いますよ。
実際は、お話も上手でしたしね!
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よきもの

2005.09.23 *Fri
もの。
ひとにとって、「よきもの」ってなんだろう。


・・・
私事を記して恐縮だが、今週、身内を見送った。
今日、火葬場に行く前、棺の中に何を入れてあげようか、、、と思い巡らした。

大切にしていたもの。
好きだったもの。
旅立った先で使ってほしいと思うもの、、、。

思い浮かぶものは、数々あったけれど、
最期まで吸いたがっていたタバコと、手紙、そして今朝ベランダに開いた白バラだけを納めた。

《死と炎》 1940 
谷川俊太郎さんの詩



かわりにしんでくれるひとがいないので
わたしはじぶんでしなねばならない
だれのほねでもない
わたしはわたしのほねになる

かなしみ
かわのながれ
ひとびとのおしゃべり
あさつゆにぬれたくものす
そのどれもがひとつとして
わたしはたずさえてゆくことができない

せめてすきなうただけは
きこえていてはくれぬだろうか
わたしのほねのみみに




どんなに「よきもの」を作っても、それを持って旅立つことはできない。
どんなに「よきもの」を得ても、それは生きている者が使ってこそ、「よきもの」として存在できるだけだ。

ものづくり、の展覧会を企画している者としては、少しむなしい。
けれど、一筋の光も感じる。
生きているとき、「よきもの」に巡り合って、好きだと思えることが、どんなにかけがえのないことか。
ひとりの生の終わりに、その者の縁(ゆかり)のものを思い巡らした時、ふと、そんなことを感じた。

人もいずれ土に還る。
ならば同じように土に還るもので、「よきもの」に出会いたい。
それは永遠に持ってはゆけぬものだけれど、
「よきもの」と結ばれた時間の幸福は、生きている者のこころを確かに照らす。

「工房からの風」で、私が「よきもの」と感じるのは、そんなものだと思う。 
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まる、まる、な日

2005.09.20 *Tue
otsukimi

まる、まる、な日

○18日・お昼過ぎ○
そよそよ気持ちの良い風が吹くデッキで、
工房からの風に出展の陶芸家・田村麻耶さん講師による、
*玉つくりで作る小さな器*のワークショップを。

らふとを代表して、私も、粘土をこねこね、ぱたぱた。
初めは、ひんやりとした粘土の固まりが、
手を動かすことで、
こうしたいなというイメージの形に近づいて行きます。
植木鉢の住人になる予定の、
自分が育てている多肉植物の姿を思い浮かべながら、
麻耶さんの丁寧なアドバイスをうけて、
形になっていきました。
うれしい。

田村さんの作品は、大きさも形も愛嬌があって、
窓辺に、食卓に、こんな器があったらいいなと思う器です。

田村麻耶さんのワークショップ 、
*玉つくりでつくる小さな器* は、
10月の工房からの風で、両日実施されます。


○18日・宵?月の出○
中秋の名月です。
古くからの風習であるお月見。
ススキや、その土地で育った野の花などを飾り、
月見団子や里芋をお供えして、お月さまを愛でます。

らふとでは、月夜のcoya-bar。
宵の頃から宴のはじまり。
千葉県香取郡の酒蔵・寺田本家のおいしいお酒、
おいしい手製の月見団子、おつまみと共に。

tsuki


程よく体があたたまって来たところで、
デッキや縁台に座って、月待ちです。
この時間が、なんとも良いのです。
秋の風に吹かれ、虫の声を聞きながら。
しっとりとした雰囲気で、
言葉少なになった私達の前にやがて姿を現したのは、
見事な満月。
豊かな実りを感謝し、祈らずにはいられない光でした。

玉つくりのまる、
満月のまる、で、まるまるな一日でした。

さて、日本では、
中秋の名月の次の、十三夜の月を愛でる習わしもあります。
十五夜と十三夜の月、両方を見るのが良しとされます。
今年の十三夜は、10月15日。
工房からの風第一日目の夜です。
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お薦めワークショップ・24日・25日

2005.09.19 *Mon
shoyama bl


工房からの風 では、食ブースとして参加してくれる塩山奈央さん。
「チャパティーと豆料理の美味しい場所」
と題して、おいしい料理を、心地よい空間で展開してくれます。

その塩山奈央さん、今月24(土)・25(日)にはワークショップを、らふと、で。

「豆豆しく過ごす一日・チャパティー袋とチャパティー」
ということで、チャパティーを作って、袋をちくちく縫う、
&らふと自家製ハーブとお豆を使ったおかずのランチを食べる、という内容です。

どんなふうにやってみるのかな?
と、お尋ねしてみました。

・・・
塩山さんちの4年物の自家製発芽玄米酵母を使用して、
全粒粉を捏ねて、発酵を待っているうちに手縫いをします。

ドウがふくらんだところで、海野毅さんの鉄鍋を使用して焼き、
各自、自分で作ったチャパティー袋にしまいます。
(保温と乾燥を防ぐため)

そしておいしいランチをいただきます。

という何ともおいしそうなワークショップ。
・・・
これは、工房からの風 当日には行われないワークショップなので、
ぜひ、この機会に!!
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注連縄を清々しく

2005.09.18 *Sun
nawa2


大麻和紙制作作家として参加する、大森芳紀さん、淳子さん夫妻。
代々続く大麻栽培農家の若き後継者でもあります。
家業では、大麻の繊維を神社に納めたり、注連縄を綯(な)ったりするとお聞きしました。


工房からの風 の会場にある神宮社。
このお社の注連縄を掛け替えてもらえないかと、お尋ねしたところ、
一緒に綯いましょう!という嬉しい展開に・・・。


1m80cmほどの大麻繊維は、収穫した大麻の茎を、水を張った
麻舟(おふね)と呼ばれる木製の容器で発酵させて繊維を取りだしたもの。
切れにくく、金色に輝く繊維には、力が潜んでいると信じられ、
神事には欠かせないもの。
神と人間の住む世界を仕切る注連縄は、大麻繊維で作られるのが
古来からの慣わしでした。


現在は大麻栽培が免許制となって分量が少なくなってきたことなどから、
伊勢神宮や出雲大社など大きな神宮社などが大麻で、
あとは、ほとんど藁で綯っているということでした。

nawa5


今回は淳子さんが指導のために栃木から・・・。
興味を持たれた方々や、前回の「工房からの風」に出展してくれた
萩原千春・朋子さん夫妻、そして、スタッフで繊維をしごき、3人でじっくり縄になっていきました。


繊維の輝き、力強さには驚きました。
参加者全員、不思議なパワーをいただき、注連縄は完成しました。


nawa


無事掛け替えた瞬間。
もっとも太い、中央の縄にスポットライトのように、西日が射して。
何かおおきな、おおらかなものに、祝福されているような、
不思議な安らぎの気持ちに包まれました。

nawa3


さて、淳子さん。
大麻にまつわる民俗学的なお話を、たくさん聞かせて下さいました。
大麻というと、マリファナのイメージばかりを刷り込まれてきましたが、
日本の古代からの風俗と深く結びついているのですね。
この、深い、深いお話は、また機会を作って。。

そうそう、大麻繊維で「わらじ」も編む、という淳子さん。
来年6月には、らふと でワークショップをしましょう!と、嬉しいことを。
案内ご希望の方はmailまでお知らせ(送付先)ください。
だいぶ先ですので、忘れないうちに・・・。
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名月をご一緒に

2005.09.11 *Sun
coya-bar 一夜限り、開店します。

9月18日(土)は、中秋の名月。

galleryらふと で、お月見の宴を。

自然の理(ことわり)に則って丹精された、寺田本家のおいしいお酒。

ささやかながら、心をこめた手作りの月見の肴を。

神宮社とあたらしい庭に昇る名月をご一緒しませんか?

会費 ¥1.200- 定員 20名様。

お申し込みは メール または 047?370?2244 まで
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ぱんぱかぱーん

2005.09.10 *Sat
wata


今日、ワタの実が、ひとつ、はじけました。

とってもきれいな、きらきらな白。
畑に、星が、ひとつ生まれたみたいな風景。
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和風が暮らしいい

2005.09.09 *Fri
wafu


以前お知らせしました「和風が暮らしいい」が出版されました。

ある物を使って、作ります。

という頁。
ぜひ、ご覧下さい。

今号、ほかにも興味深い記事がいろいろ、です。 
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東京スピニングパーティー

2005.09.04 *Sun
Director’s voiceに、はじめまして。
新人うさみです。
よろしくお願いします。

東京スピニングパーティーへ行って参りました。
染織家の方が多く集まる交流会です。
作家さんの作品発表や、
糸紡ぎ・染織の用具の紹介などがあります。

わあ、すてき!と一目で思ったブースがあり、
近づいてみると看板に、:綿工房:の文字。
工房からの風出展者の磯敦子さんのブースでした。
磯さんにもお会いすることができました。
綿の種類や、コットンプリント地を組み合わせて、
ストールや肩かけバッグ、巾着、ピンクッションなど。
巾着には、棉の実などのかわいいモチーフの刺繍が。
「最近、刺繍が楽しくて」、とおっしゃっていました。

スピンハウスポンタさん発行の冊子spinnutsでは、
工房からの風インフォメーションを載せてくださっています。
ポンタさん、ありがとうございます。
spinnutsは、糸、布、羊、などの話がたくさん詰まった、
素敵な冊子です。

染織の道具を色々見ていて、思ったこと。
必要性が生んだフォルムなのでしょうけれど、
とっても美しい形をしていますね。
私も、糸紡ぎ心が、むくむくとわいてきた一日でした。
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お社のほとりには

2005.09.02 *Fri
tsuda



津田清和さんが打ち合わせにやってきました。
富山でガラス作品を制作する津田さん。
研ぎ澄まされたフォルムのガラス、緑青や鉄錆びのような表情の箱。
深い個性を感じさせてくれる、今とっても期待されているガラス作家です。

今回は、神社の脇で作品を展開。
前回は矢谷左知子さんが、草の精のような素敵な場作りをされたところです。

津田さん、私から電話を通じて、「こんなところ、あんなところ、、、なので、、、、」と言われても、きっとチンプンカンプンだったのかもしれません。
でも、百聞は一見にしかず。
場の空気はとっても伝わってくれたのでは、、、と思います。

お社に沿って繰り広げられる、澄んだガラスの世界を乞うご期待ください。。

・・・ひとあし先に津田さんの作品をご覧になりたい方は、spiralにて15日まで作品展示中です。
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おひろめ

2005.09.01 *Thu
mv


トップページを新しくしました!

若々しくも奥行きのあるグリーン。
これが第3回「工房からの風craft in action」のイメージカラー。
ご案内状などもこのカラーのものでお届けします。
(9月下旬投函予定です)

今までトップページで使っていたスカンジナビアン?ブルーも
実はお気に入りだったので、夏の間、楽しんでいただければ、、
と公開していました。
・・・9月に入って、グリーンに変わった途端、秋の気配、感じませんか?
開催日10月15日・16日まで、あと一ヶ月半。45日です。
出展作家の皆さんは、制作に勤しまれているのでは・・・?
私たちも、いよいよスパートかかっていきます。。。

ところで、、トップページのコンテンツボタンも、さりげなく
リニューアル。
usaf

この文字、今春新しく加わったスタッフの書き文字です。。
名付けて「うさちゃんフォント」。
うさちゃん、今後は時々私になりかわって、こちらにもエントリー
する予定!
共々、どうぞよろしくお願いいたします!!
あ、ご感想などBBSにお寄せいただけると、嬉しいです。
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テンプレート配布者:サリイ  ・・・  素材:TripISM

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