This Archive : 2009年09月

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磯敦子さん

2009.09.30 *Wed
磯敦子さんは、今回3回目の出展です。
オブザーバーとして、会を支える裏方もしてくださったこともある、
工房からの風の意味をとても理解して、
育んでくださっているおひとりです。

さて、磯さん、今回の「工房からの風」では、
どんな作品と一緒にやってきてくださいますか?
また、特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


綿の自然の色に藍をあわせました。
藍の布を持って行きます。
藍のマフラーとおそろいの巾着、ポシェット、ブックカバー
刺繍のピンクッション、刺繍の糸も手紡ぎです。
ちいさな端切れや残りの糸も大事に大事に使っています。
豆粒みたいにちいさなものも少しだけ・・・


isoatsu1

磯さん、もともと藍工房で修業を積まれた方。
今は紡いだ糸を、学んだ藍工房で染め上げてもらい、
しっかり染まったふくいくと匂いたつような濃い藍の糸にしたものを
織りあげてもいます。
磯さんの藍の綿糸、布、とても魅力的ですよ。


今、磯さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

たくさんの思いが形になるところ
当日は台風の目みたいに
真中は穏やかです。


あ、わかりますー、その感じ。。
同感です!

isoatsu2

来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひに。

綿から紡いだ糸で織っています。
手紡ぎの布の肌触りを確かめてみてください。

首に巻いたり、手の平にのせてみたり
ふんわりしているような・・・しっかりしているような・・・
触ってみて感じたこと聞かせてください。

工房からの風では糸紡ぎのワークショップもします。
綿から糸を紡ぐ楽しさを感じ
いつか自分の布を織るイメージを膨らませることも出来ると思います。
誰でも糸は紡げます。糸紡ぎって何?というひともぜひ!



isoatsu3

磯さんの展示とワークショップの場所は、コルトン広場、
モニュメントに面したところ。
お庭で育てた棉も一緒に置いて、皆さんに触れていただきましょうね。
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高見由香さん

2009.09.30 *Wed
今回ご紹介するのは、織りの高見由香さん。
ひとつひとつを手の仕事の積み重ねの織りの仕事ながら、
そのデザイン能力にも秀でた作り手です。
今の空気感に満ちた布の表情を見ると、一瞬、手織り?
と思ってしまうほど。
でも、よく見て触れてみれば、細い糸を、
細やかな手技の積み重ねで作られた布ばかり。

さて、高見さん、工房からの風にんは、
どんな布と一緒にやってきてきてくださいますか?


花を活けるように暮らしの中に色をつけたい
いつもの今日が少し違った今日になる
そんな風に考えながら暮らしの中で使う布をつくりました。
テーブルウェア(リネンのティーマットやランチョンマット)や
リネンタオル、ハンカチーフに色んな色をつけて持っていきます。
気になる一色を見つけてもらえればなと思っています。

それと、優しい気持ちになれるカシミアショールや
鮮やかな色のリネンマフラーなども持っていきますよ。


takayuka4


高見さんにとって、工房からの風ってどんな風でしょう?

「運動会の前の日」のドキドキ、ワクワク、そして不安や緊張も少し...
といったところでしょうか。
運動会なので基本的には楽しいお祭り
明るくて楽しい風だと感じつつ、
自分と見つめ合うクールな風でもあります。


takayuka3


では、来場くださる方々に特にお伝えしたいことをぜひ。

まず手に取り触って、ムフフッと想像して下さいね。
いつもの今日が少しHappyな明日に変わると思います。


takayuka1


高見由香さんの出展場所は、庭の奥。
ギャラリーらふとの西側、お稲荷さんの南側です。
昨年、アクセサリーがはためいていた印象的な場所と言ったら、
覚えている方いらっしゃるかしら。
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岩本倫子さん

2009.09.30 *Wed
かわいい。
この言葉って不思議です。
私も日頃よく使ってしまいますけれど、
「工房からの風」でこの言葉を使うとき、
ちょっとためらいの気持ちが生まれます。
なぜでしょうね。
(でも、ちょっとわかりますでしょ?)

けれど、今回ご紹介する岩本倫子(りんこ)さんの作品は、
胸を張って!「かわいい」、とご紹介いたしましょう。
かわいい、の奥行きに、作者の丁寧な想いと
手の仕事が詰まっていますから。

倫子さん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒に
やってきてくださいますか?
特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


「うふふ」と思わず表情がゆるんでしまう、愉快な仲間達(作品)と
伺います。
ほっこりとする温かい絵付けの器や壁掛け、置物等が登場します。
手に取っていろんな角度から見て頂きたいです。



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今、倫子さんにとって、
「工房からの風」ってどんな風ですか?


ものを作っていると自分と向き合う時間は長いものの、
意外と自分がよく掴めていなかったりします。
しかし、今回多くの作家さん達と肩を並べる事により、
自分の立ち位置が確認できたり、主催者の皆さんの
温かい励ましの言葉を頂き、客観的に自分を見つめることができました。
確かに私の頭の中にいい風が入ってきたんですよね。
あの風は、たくさんの種子を運ぶ春風のようでした。



iwarin3


今回このブログでご紹介する作品は、
わりとあっさりとした絵のものですが、
物語性や、くすっとしたおかしみをたたえた
書き込んだ作品も魅力的ですよ。


来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひに。

作品に触れた時、耳を澄ましてみて下さい。
ちいさな声が「あのね・・・」と囁いているはずです。
お時間の許す限り、その声にお付き合い頂けたらと思っています。
作品と共に心わくわくで皆様のお越しをお待ちしています♪



iwarin1


作者のりんこさんご自身が、とても穏やかで、
ふかぶかとしたお話しぶりの方で、
ずっとお話ししていたくなってしまいます。
そんなりんこさんの出展場所は、コルトン広場、モニュメントの近く。
「かわいい」陶磁器の世界。
ぜひお楽しみください。
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荒井有紀さん

2009.09.29 *Tue
ホウロウ。
金属にエナメルを施した保存容器なら、皆さんもよくご存知でしょうか。
独特の質感、光沢、パキッとした色味とどこか懐かしいような表情。。。

そんなホウロウの素材、技法を使って、
すてきなアクセサリーを作るのが、荒井有紀さんです。


荒井さん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒に
やってきてくださいますか?
特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


琺瑯(ほうろう)アクセサリーと一緒に。
現在日常生活で身近に接する琺瑯はお鍋やポットなどの
キッチン用具が多く、「琺瑯」と「アクセサリー」というと、
恐らく?とはてなマークが思い浮かぶかと思います。

琺瑯は鉄材にガラス質の釉薬を色とりどりに焼き付ける技法で、
そのピースをピアスやペンダント、イヤリングなどに仕立てています。

ピアスの吊り下げ金具の部分も銀線で琺瑯のピースに合わせて
いろいろ 制作しています。
この部分も注目していただけると嬉しいです。



arayuki2

・・・・・これは、吊り下げタイプのピアスです。
ビーズのパーツが入っていたり、長さがいろいろあります。
この写真にはありませんが、下の部分が
四角になっているものもあります。



荒井さんにとって、
「工房からの風」ってどんな風ですか?


どうなるんだろうとわくわくして、
何が出来るかなとそわそわして、
間に合わないかもとはらはらして、
やっぱり楽しみでどきどきしてます。 
毎日違う風がびゅーびゅー吹いてます。


arayuki3

・・・・・ペンダントです。
琺瑯のトップがだけでなく、革ひもの先のビーズの色も
アクセントになります。
琺瑯部分の形や色はいろいろあります。



さて、来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、
この機会にどうぞ。


これ好きだな、と思うものが、工房からの風の会場の
どこかにあるのではないかと思います。
作り手と話をすることで新しい発見があるかもしれません。
気軽に声をかけてみてください。

私の作ったものも、
皆さんの顔の輪郭、肌や髪の色、醸し出す雰囲気は人それぞれなので、
使う方に似合うアクセサリーを見つけて頂ければうれしいです。
どれも小さいので、是非手にとってご覧いただければと思います。


arayuki1

・・・・・チョーカーでトップに琺瑯の花がきます。
ロウ引きした紐をトップの色に合わせて編んでいます。


荒井さんの出展場所は、お庭に入ってゆるい坂道の左側。
裂織りのいわもとあきこの下、ガラスの中島一子さんの対面です。
小粒でぴりりとスパイスの効いた、心が弾むようなアクセサリーに出会えますよ!
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Ryuzのおふたり

2009.09.28 *Mon
今回ご夫婦で出品される方が4組います。
陶器の田鶴濱守人さんと優香さん、
籠の熊谷茜さんと炭の柳沢悟さんのkegoya
先日ご紹介したTETOTEのおふたり、
そして今回ご紹介する、Ryuzの山下龍さんと千鶴子さんです。
龍さんは木工、千鶴子さんはかご編みをします。
私からの質問に、おふたり、漫才?のように掛け合いで応えてくださいました。
以下、そのままお伝えしてしまいましょう!
(龍さんが「木工房職長」で、千鶴子さんが「籐工房主任」だそうですよ。
ところで、部下さんはいらっしゃるのかしら??)

Ryuzさん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒に
やってきてくださいますか?
また、特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


職長>
木工房からはカトラリー、皿、ボウルなどの食の器。
そしてテーブルやスツールなどの暮らしの中の木の道具も
いくつか持って行きます。
特に木の「杢」の美しさ、観てほしいです。

主任>
籐工房からは、籐かご、花入れ、そしてブローチなどのアクセサリを
お見せできると思います。
主に「乱れ編み」という手法で編んでいますが、
1本1本の細い蔓だけで編み上げられたた
シンプルな「もの」の成り立ちを、観て頂けたらと思います。


ryuz2


ryuz3

龍さんのこの作品、曲線と木目がなんともきれい。
実物ぜひご覧ください。
千鶴子さんのバッグは、いつも千鶴子さんが愛用のものと一緒に
打ち合わせに来てくださいました。
丈夫そうで雰囲気のあるバッグが、とってもよく似合っていらっしゃいましたよ。

Ryuzのおふたりにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

職長>
うーーーん。。。
(ミーティングに参加してないので答えられない模様)

主任>
あ、もう職長、コメントはいいですから(笑)
私の「工房からの風」のイメージは、初めのうち、
それぞれの工房からの風は、そよ風だったり、つむじ風だったり、
ちょっと強めの突風だったりとバラバラに吹いていた風の束が、
いろいろなやりとりを深めるうちに、色々なもの(熱気?)を吸い上げ、
気流となって上昇し、今まさに台風並みの勢力で来月、関東に上陸予定。(笑)
今はそんな「嵐の前の静けさ」をひしひし?と感じています。


小さなお子さんがいらっしゃるおふたり。
ミーティングなどは社交的な千鶴子さんがいつも笑顔でいらしてくださいましたね。
龍さんは、数少ないまだお会いできていない出展者さんなので、
当日がタノシミ!であります。


さて、来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひお願いします。

職長>
ぜひ皆さん、お財布の中にはたくさん……

主任>
やっぱり、職長は(コメントは)いいですからっ!!!(焦)
……えーと。
いつも山の中に篭ってものづくりをしておりますので、
外の世界でたくさんの方とお会いして、
作ったものを手にとっていただけることは、本当にワクワクする
嬉しいことです。
当日さわやかな秋空のもと、皆様とお会いできるのを楽しみに!


ryuz1


龍さん、率直なコメント、ありがとうございます(笑)
でも、こんなに魅力的な作品をたくさん作られていたら、
皆さんにぜひ手にとっていただきたいって思うのも当然ですね。

Ryuzのおふたりの出展場所は、スペイン階段前。
テント二基での広やかなスペースで、お待ちしています。
夫婦漫才!の掛け合いも聞けるかしら?
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加藤かずみさん

2009.09.27 *Sun
白い器。
それは食べ物を新鮮に清潔に映して、
どんなシーンにも活躍してくれるもの。

その「白」にはさまざまな色調や肌合いがあって、
自らが求める白に向かって、作家は制作を深めていきます。

今回ご紹介する加藤かずみ さんは、そんな白い器に魅せられたひと。
加藤さん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒に
やってきてくださいますか?


カップ&ソーサーやポット、リム皿、飯碗、一輪挿し、
蓋物などの白を基調とした日常の器です。


katokazu1


はい、ではその中でも特に見てほしいというものがありましたら、
ぜひ教えてください。


りんごの形をイメージした丸いカップ、すっぽりと手に収まります。
カップの底にも注目してみてください。
ぜひ、手にとっていただけたらと思います。


今、画像がなくて残念ですが、凛としたカップですよ。

さて、加藤さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

自分の境界線を越えさせてくれる強い風。
風に背中を押されて、どんどん新しいことができたり、
新しい場所に行けるような気がします。


katokazu2


加藤さんとgalleryらふとで初めて打ち合わせをしたのは、ほんの夏のはしり。
ハーブの新緑と見せてくださった白い器がまぶしく心に染みました。

では加藤さん、来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、
どうぞ。


ひとくちに「白」といっても、様々な表情があります。
少しだけアイボリーでマットな石のような質感の白、
紙や卵の殻のような光を吸収する白、
光沢とマットな質感の混在するもの、
どれも均一な表情ではありません。
白さの揺らぎを、見て、触れて感じていただけたらいいな、と思っています。 


katokazu3

画像ではお伝えしきれない白のニュアンス、
ぜひ会場でご覧ください。
自然光のもとでは、一層鮮やかに色合いを感じられることでしょう。

加藤かずみさんのブースは、スペイン階段前。
モニュメント方面に面した開けたブースです。
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石川覚子さん

2009.09.26 *Sat
今回の工房からの風には、陶磁器での出展作家が12名います。
陶磁器、とひとことで言っても、見事に作品、作風、違います。
その違いを感じるだけでも、きっと楽しいのでは!

今回ご紹介する石川覚子(さとこ)さんは、
白く清潔な磁器に、ワンポイントのような小さな小さな
絵付けをした器を作っています。

では、石川さん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒に
やってきてくださいますか?
また、特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


シンプルで使いやすい白磁・白釉のカップ、ボウル、ポットと、
ちょうど1年前から始めた絵付けのうつわ。

絵本好きの娘の喜ぶ顔がみたくて始めたこのうつわ。
今では自分の方が楽しくなってしまい、絵柄も増えました。
アリとテントウムシ、でんしゃ、タンポポ・・・。
今回新しく小鳥のモチーフが仲間入りしたのですが、
パンフレットにも小鳥とクローバーが!
偶然の一致に驚きです。


ishisato4


お子さんの成長と響きながらの制作から、このような展開になったのですね。
小鳥とクローバーの絵、ぜひ見てみたいです。


今、石川さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

うつわ作りはもうずいぶん長いのですが、
本格的な展示はこの「工房からの風」がはじめてとなります。
長いこと会っていない友人や家族、まだ会ったことのない人々に
「私は今、こうしているよ」と便りを届けてくれる
「風の便りの風」といった感じです。


ishisato3


私、実物を拝見して、ありそうでなかった器だなぁ。
なんだか不思議なあったかい気持ちになるなぁ、って思いました。

では、最後に来場される方々に
お伝えしたいことがありましたら、ぜひに。


小さなボールや、マグカップをたくさん作りました。
使っているときには目にすることのない所にも、
かわいい絵がかくれています。
ですからぜひ手にとって器まるごと眺めていただきたいのです。
何か物語が見えてくるかも・・・。
スペイン階段前でお待ちしています!


ishisato1


ひとつひとつにストーリーがさりげなくひそんでいて、
それらがたくさん集って、また新しいストーリーが生まれていく。。
夜中の3時のおもちゃ箱をこっそり覗き込むように、
小さな絵が持つ広やかな世界を楽しんでいただけましたら。。

展示は、スペイン階段前のテント。
ボタンのpetitricot(ぷちとりこ)さんのお隣です。
隣り合って、小さな世界につまった喜びを見つけだしてくださいね。


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いわもとあきこさん

2009.09.25 *Fri
今回、四国からも出展者に恵まれました。
裂織り(さきおり)のバッグを作るいわもとあきこさんです。

いわもとさん、独特の「はずし」があります。
ストレート、まんまんなかは、ちょっとはずかしいよね、というような。
そのはずしが、作られたものにも出ていますね、きっと。
そんな「いわもとあきこ音階」にハマると、くせになります。

いわもとさん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒にやってきてくださいますか?
特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


はい。とにかくバッグをたくさん持っていきます。
保多織り(ぼたおり)という香川の生地を持ち手に使った手さげや、
斜めがけバッグはショルダーの紐も裂き織りで作っています。
柄は水玉・しましま・チェック・格子など。
同じものは2つ作っていないので、ゆっくり全部見てください。


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そしていつも展示会の時にはその会場をイメージして
小さなポーチを作っています。
今回はストレートに「千葉ポーチ」です。
初めて千葉に行った夏、地図で調べたのを思い出しつつ・・・・
市川の位置もしっかり入れておきました!


iwaaki2  iwaaki1


そしてもう一つ、「うさみみポーチ」です。
らふとのスタッフのうさみさんが、
うさちゃんと呼ばれているのがとても気になったので記念に。

私なりのちいさなactionをどうぞ見てください。


保多織り(ぼたおり)という、
香川に伝わる強さと味わい深い風合いを持つ布。
地元香川のものをこんな風にモダンに使って素敵だなぁ。
「ぼたおり」のことも、会場でぜひお話になってみられては。

そして、チーバ君もびっくり!と、うさみみちゃん!
ワォ!であります。。(びっくりマークつけすぎでスミマセン・・)
これも裂織りで作ってしまうなんて。。。

いわもとさん、今になってみると、「工房からの風」ってどんな風ですか?
最初は向かい風だと思っていたのが、どんどん坂を登っているうちに
「なんだ、追い風だったのか!」といった感じです。

背中をびゅんと押してくれてます。
それでも坂道はまだきついのですが・・・


うまいこと言いますねー。
でも、ほんと、そうなんですよ。
共に出展する作家同士の出会い、そして来場者の皆さんの期待は、
追い風以外の何ものでもありませんもの。


最後に、来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひに。

香川で育って香川で作っています。

丁寧に作って、少しのおかしみをプラスしたいといつも思っています。

ふふふと含み笑う誰かの姿を思い浮かべると頑張れます。

とにかく楽しみに、健康に当日お会いしたいです。


iwaaki4

追い風には、この「ちゃりんこバッグ」で決まりですね!

今回のコメントの文体、小冊子でも味わえます。

ところで私、冒頭に、失礼ながら「はずし」、なんて書きましたけれど、
どうしてどうして、こういう人こそ、実はストレートでまんなかな仕事を
されるような気がします。
そういう姿を客観視できるからこそ、はずし、てみるのでしょうね。
そして、その感覚こそが、身につけたり、持つものを素敵にする.、
そんな風に思うのです。

いわもとあきこさんの出展場所は、お庭に入ってすぐ左側の桜の木。
木と木にむすんだロープに、ぱたぱたと気持よさそうに
バッグがはためきますよー。
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古谷朱里さん

2009.09.24 *Thu
第七回となる工房からの風。
昨日までご紹介してきた作家は、部門にすると、
偶々ですけれど、「その他」の方が多いですね。
なので、ちょっと珍しいジャンルの仕事のご紹介が
続いたかもしれません。

工房からの風では、そのように作品そのものの姿に
新しい風を感じるものもあります。
一方、今回ご紹介する古谷朱里(ふるたに あかり)さんのように、
一見ベーシックな陶芸だけれど、なんでだろう、不思議に爽やかで、
鮮度を感じる眩しい風のような人も出てきてくれます。

さて、朱里さん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒に
信楽からやってきてくださいますか?
特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


ピッチャー、マグカップ、ミルクピッチャー、リムプレート、
鉢、蓋物、和にも洋に合う器です。
白釉、こげ茶釉、青磁、白磁、粉引きなどの表情です。
いろいろな色や質感、高さのあるものや変形のもの、
和も洋も取り合わせて楽しいコーディネートで使ってもらえたら
うれしいです。


furuaka3

朱里さんは奈良の出身で、今は信楽で作陶をしています。
唐津の中里隆さんのもとで学ばれたこともあるそうです。
一方、アメリカやデンマークでも作陶したこともあるといいます。
おおらかで、透明感のある朱里さん。
その手になる焼き物も、いにしえの美しさを底にたたえながら、
どこか大陸的でたっぷりとした表情が特長のように感じました。

さて、朱里さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

作り手たちのエネルギーの集結だと思います。
みんなのエネルギーが伝わって励まされながら、楽しく制作しています。


furuaka2


出展が決まってから、4月、8月と全体ミーティングを重ねましたね。
また、上京のたびに訪ねてくださって、
工房からの風に向けてキャッチボールができました。
たった半年ほどのことかもしれませんけれど、
古谷朱里さんというひとりの陶芸作家が今かたちにしているもの、
かたちにしていこうとしているものを、
眩しく感じることができた気がします。

そして、工房からの風ではどんな作品を持ってこられるのだろう。
また、工房からの風という大きな風を受けた後、
どんなふうにじわじわ変化していくんだろうと、
とても期待がふくらんでいます。

朱里さん、今回来場される方々に向かって、
お伝えしたいことがありましたら、ぜひにどうぞ。


忙しくてなかなか食事の時間を大切にできない人に、
少しでもこの器で、いろんな想像力を働かせて
ごはんを作りたくなってほしいなと思います。 
私自身、料理すること、食べることが大好きで、
器つくるのもそれ以上に大好きなのです。
当日、みなさまにお会いできるのを今から楽しみにしています。
待ち遠しいです!



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朱里さんの作品、展示の場では、一見地味かもしれません。
けれど、毎日使う食卓の場では、きっとどんな料理でも
つい使いたくなる器になるような気がします。
使いながら、愛着が深まるおおらかさと品の響き合った陶器。
古谷朱里さんは、お庭に入って花壇の前、梅の木のほとりで展示しています。
そんな陶器を、ぜひ手にとって、
今宵の食卓のイメージを広げてみていただけたら。。
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TETOTEさん

2009.09.23 *Wed
手から手へ
作り手から使い手へ

そんな想いを工房名にしたのが、
TETOTEのおふたり。
ご夫婦ユニット、テトテ、さんです。

「手がつなぐこと・もの」をテーマに、
ハンドステッチや刺繍など、革・布・木を素材に
温かさのある物作りを大切に制作されています。

で、いったい、どんなものづくりをされているのでしょう。
TETOTEさん、「工房からの風」では、
どんな作品と一緒にやってきてくださいますか?


はい、小さな丸い小物入れTUTUを中心に、
スツール・ブックカバー・ベルト・バッグなどを。

TUTUというシリーズは、私たちが名づけた布張りの小物入れです。
カルトナージュとは違い、張りの技術を使い製作しています。
今回、初めての試みとして、
このTUTUのサイズを大きくし、スツールにしてみました。
オモチャや本などがしまえる子ども用スツール。
もちろん大人も座れますよ!
ウレタンや綿を使って、やわらかな座り心地に仕上げました。
ふわりと温かい小さな椅子に、
ぜひ触れて、開けて、座りに来てください。


tetote2

実はTETOTEさん、いす張り一級技能士の資格をお持ちなのです。
いす張りとは、いすの躯体に革や布を張ることですね。
その技術を生かして、暮らしの楽しい小物づくりを始められたのですね。

そんな高い技術を持ったTETOTEさんにとって、
「工房からの風」ってどんな風に感じられていますか?


それぞれ違う風が吹き込んでまた違う風となる分岐点。
今はただ想像することしか出来ませんが、
さわやかな秋のような風が吹いていれば良いなと思います。
とにかく自分たちも楽しんで、
来場される方たちと有意義な時間を過ごせれば!と思っています。



tetote1

なんだか手にとって、中身を見たくなる作品ですね。

では、TETOTEさん、来場される方々に
ぜひお知らせしたいことをどうぞ。


両日11時からと、15時から、それぞれ一時間ほど、
椅子張りのデモンストレーションとして、
TUTUスツールの製作工程を一部実演します。
TUTUスツールが出来ていく過程を、
少しでも見ていただけたらと思います。



tetote3


「紙管で作る子どものスツール」
というタイトルにしたのは、子どものおもちゃなどをしまえたらいいな、
ということでしたね。

若いおふたりと打ち合わせをしながら、きちんと手にされた技術を、
皆さんと一緒にぜひ工房からの風で見せてほしい、、って思いました。

TETOTEのおふたりのブースは、コルトン広場モニュメント周り。
しっかりとした作りと、心弾むデザインが生まれる手と出会いに、
ぜひお訪ねください。
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petitricot(ぷちとりこ)さん

2009.09.22 *Tue
ボタン。
それは、用途からくる必要なかたちだけれど、
どこか小宇宙を感じさせてくれるところ、ありませんか?

今回ご紹介するpetitricot(ぷちとりこ)さんは、
ひとりの手でボタンづくりをしています。

自然素材と細やかな手仕事で、小さな世界にぎゅっと閉じ込める。
かわいくって、でもかわいいだけでは済まされない魅力にあふれたボタンの世界。

さて、petitricotさん、「工房からの風」では、
どんな作品と一緒にやってきてくださいますか?
特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


布の包み(くるみ)ボタンを作っています。
紡ぎや織り、刺繍を組み合わせたものや、
草木で染めた糸で織り模様を描いたボタンを出展します。
1つ1つ作品にはタイトルがついているので小さな絵
をみるようにご覧いただけたらうれしいです。



petitri2
     
これは、「白穂結び」と名づけられたボタン。
一幅の絵のようですね。
木箱に、このように入っています。

今、petitricotさんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?


未知の風・・・。
不安や緊張もありますが、それもあわせて
参加されている作家の皆さんやお客様と
どんな風でも楽しみたい、楽しめそうな気がします。


petitori1


この画像は、petitricotさんが作品で使う、紡いだ糸たち。
制作風景を感じさせてくれる展示もしてくださる予定です。


来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、
ひとこと、ぜひに。



観て、触れることで作品に新たな風が吹き込まれてゆくような、
そんな風を多くの方と一緒に感じることができたらと思っています。
またこのボタンというキャンバスを通して広がる小さな世界も
楽しんでいただけたらうれしいです。


petit3

「月果風船」と名づけられたボタン。
画像ではゴムを通して本を留められています。
これは、petitricotさんが、一番ご自分でお気に入りの使い方だそう。

:::

petitricotさん、紡いだり、染めたり、ちくちくしたりしながら、
まだ生まれてこないけれど、どこか遠くで聴こえてくるような音を、
ぎゅっとボタンに詰め込んでいるのかもしれない。。
そんなことを思いました。

こうして生まれた小宇宙が、誰かの心に響いて、誰かの手に届く。
そして、飾ったり、使ったりしてもらいながら、
あらたな小さな宇宙にふくらんでいく。。。

ボタンを通して、こんな心のキャッチボール。
工房からの風で交わしてもらえたら。。
petitricotさんのブースはコルトン広場、
スペイン階段と名付けられた大きな階段の前のテントです。
EDIT | 

森友見子さん

2009.09.21 *Mon
素材づくりからを、自分の手で。

森友見子(もり ゆみこ)さんのものづくりには、
こんな想いがベースになっています。

大学で美術を学び、表現すること、かたちを生み出すことの喜びを得て、
それを仕事にしていこうとしたとき、ずっと共にあるだろう素材そのものを
見つめなおしました。

こうして巡り合ったのが、紙。
それも牛乳パックやダンボール、新聞紙といった身近なものを使った
再生紙。
一度使われて、打ち捨てられるだろうそれらを、砕いてどろどろにして、
再びかたちにする。森さんはその行為を、
「紙を再生するだけではなくて、
自分自身も再生してもらっているような感覚」
と教えてくれました。
なんだかとても清々しい感覚に思いました。

さて、こうした身近な素材で作られながら、
やわらかく心に響く美しさを持つ作品を生み出すひとに、
さっそく伺いましょう。

森さん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒に
やってきてくださいますか?


モビールと小箱、レリーフ(壁掛け)や器も。

特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。

今年はモビールを たくさん木々のあいだに吊したいと考えています。 
工房からの風らしいモチーフを制作中です。
(らふと、、木、器、手提げ、などなど)
大きな器も気持ちよく展示できたらとも考えています。


らふと、って、あの片流れの屋根の土壁の姿かしら。。
器、手提げ、などなどとは、今回出展される
さまざまな形の作品モチーフ・・!
楽しみだなぁ。

moriyumi1


森さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

今、家で作品を作っていると、
とっても気持ちの良い秋の風が入ってきます。
会場で風に揺られているモビール達のことを想像すると、
とってもわくわくしてきます。
それから吉野綾さんの織りや、
磯敦子さんの糸のベースになる糸巻きの作品もつくっていますので
違うブースとの風渡しもできるかなあと楽しみにしています。



森さんは、工房からの風への出展が3回目となります。
オブザーバーをしてくださったこともあって。
この会を通して森さんならではの人のつながり、
そして制作の進化を、来場者の方々と一緒に感じさせてもらっています。
こういう時間の積み重ね、つながりって、とても大切だなぁと思います。


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来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひに。

両日1時から定員7名のワークショップを予定しています。
私が作ったモチーフの中から(アルファベットや工房からの風オリジナルモチーフなど)3つ選んでいただき、糸と竹ひごでモビールに組み立てていただく内容です。
ぜひお好みのモビールを作ってみませんか?
私も楽しみにしています。



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とっても楽しそうなワークショップ!
どんぐり転がる鎮守の杜でモビール作り、私もやりたいなぁ。

(両日13時?14時 定員各7名 2.000円
お申し込みは、当日、作家に直接行ってください)

森友見子さんの出展ブースは、おりひめ神社、お社の脇。
椎の木にふわふわの再生紙のモビールが、
気持ちよさそうに揺れていますね、きっと。
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天然生活

2009.09.20 *Sun
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今日発売の天然生活11号

「今、注目の若手作家さんたちに会いに、
ものづくりの工房へ」

という企画で、6頁にわたって、工房からの風から
3人の作家の方を取材いただきました。

鍛鉄の柴崎智香さん、陶磁器の萩原千春さん、
木工の垣本圭子さんの工房での取材。
写真も文章もとても丁寧に素敵な頁です。
(女子ふたり、なかなか男前でいい感じ!)

ぜひ、ご覧くださいませ。
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松尾一朝さん

2009.09.19 *Sat
ガラス。
光をためて、光を透かして、煌きの美しさもひとしおのガラス。

松尾一朝さんの作品は、ガラスの彫刻のようなものです。

松尾さん、「工房からの風」では、どんな作品と
一緒にやってきてくださいますか?
特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。 


僕の作品は、主にガラスの小箱です。
どれも手のひらサイズの小さなものですが、
厚みのあるガラスなので手に持つとずっしりとした重さがあります。

箱の種類はいくつかあるります。
その中の一つが、ガラスの固まりを削って小箱にしたものです。
円柱や球体のガラスを手に持ちながら削っていく作業の時、
まるでガラスと対話をしているような気持ちになります。

手の中でどんどん形を変えていくガラス、
削っていくと中から現れてくる模様、
手でその変化を感じとりながら制作をしています。

表面を磨りガラスの曇った状態にしているので、
蓋を閉めていると中にふわっと光がたまって、
まるで光の入れ物のようになります。
小箱という小さなものですが、
その中に広がる世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。

小箱の他に、苔を植えたオブジェや、ペーパーウェイトなどの
作品も一緒に出品します。



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     点々織小箱

松尾さんの作品を実際に見せていただき、その蓋を開けたとき、
ほわぁっと光と出会った喜びがありました。
蓋の中に心躍るような美しさが秘められていて、
手元に宝物が灯ったようでした。




今、松尾さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

今年初めて参加させてもらうのですが、
いろいろな人との出会いの空間と時間だと思っています。




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     花モザイクの箱

松尾さんは中学二年生の時から、ガラスでのものづくりに出会われたとのこと。
ガラスの溶ける美しさへの感動。
その初期感動を胸に、ずっとガラスでのものづくりを進めてこられました。
さまざまな技法を学ぶことを経て、今の造形を自らのものにされてきたのですね。

木目のように、ガラスも削ると表情が出るんです。。
そう話してくれた松尾さんの表情がとても印象的でした。



来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひに。

普段使い慣れたグラスなどとは違った、
固まりならではのガラスの魅力を感じてもらいたいです。
ぜひ、小箱を手に取ってガラスの重さや手触りなどを体感してください。
そして、ふたを開けて外側とは違う表情を楽しんでもらえたら嬉しいです。



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     苔棚

松尾さんの出展ブースは、コルトン広場、モニュメント周り。
ニッケ鎮守の杜の入り口に向かってテントが建っています。
この苔棚がすぐ目に入るでしょうか。
宝石箱のような空間で、夢心地なひとときを過ぎして頂けたらと思います。
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城森慶さん、中本純也さん、理詠さん

2009.09.19 *Sat
今日から、galleryらふとでは、3人展が始まります。

らふとは、工房からの風に出展した作家を継続して紹介するギャラリー。
今回は、昨年出展した城森慶さん、中本純也さん、中本理詠さんの
3人展です。

城森慶さんは、毛織物を。
草木染め、手紡ぎ、手織りをひとりの手で行っての布づくりです。
昨年はおりひめ神社のお社の後ろで展示されていましたね。
こんもりとした樹木の木漏れ日のもと、彩り豊かなほかほかの布が、
たくさんの方に選ばれていきました。

城森さん、今年は5月からずっと工房に籠りきりで
制作に集中していたとのこと。
こうして織りあげられた布は、植物の色が優しく力強く映されて、
これからの季節を共に歩きたくなるものでした。
ふかふかの感触、ぜひ触れてみてください。

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中本さん夫妻は、純也さんが南蛮焼き締め、
理詠さんは粉引きを制作しています。
2001年の第一回工房からの風で出会いましたから、
8年間、制作を見せていただいていることに。。
ずっと焼き締めと粉引きを続けるお二人だから、
表面上の変化はそう激しくないけれど、
最初から持っていた「こういうものを作っていきたい」
という理想に向かって、じわじわ近付いていかれたことを感じました。

今回の窯、とっても良かったんだと感じました。
焼き色も形もとても。
おふたりには、使うシーンが一層浮かぶものを、
と今回お願いしていました。
作る人は陶芸の専門家ですから、
つい作り手目線のみでものができてしまう傾向があります。
それが根っこにあって、そして使う人の手や心に想いが寄っていったら、
きっとますます魅力的な焼き物が生まれるのでは、、
そんなことを思って、お話をしてきました。

穴窯での焼成は、薄すぎては窯の中で割れてしまいます。
けれど重すぎると、使い手としては、ちょっと厳しい。
穴窯ならではの土の器の美しさ、火の名残り、五感に美しい感触と、
使うのに難しさを感じない接点が、もっと広がったらいいなぁ、
そんな願いに、純也さん、応えてくださいました。

いつも「謙虚すぎるほど自分の仕事に厳しいコメントをする純也。
今回の窯はかなり思うように上がったようです。
工房からの風との出会いから8年後の熟したお仕事、
ぜひご覧いただきたく思います。


理詠さんの粉引きも、とても洗練されていました。
理詠さんのおおらかさ、パワフルさを秘めつつ、とても品の良い器。
無地がほとんどですけれど、ささっと線書きされた文様入りも楽しげです。

おふたりがフランスの田舎の工房で修業していた時、
よく、りんごの木の下にテーブルを置いて、ランチをとったのだそう。
その時のことを思い浮かべて、ふたりで今回轆轤を挽きました、と
理詠さん。
そんな胸の広がるようなシーンを心に、
作品をみていただくのもいかがでしょう。

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工房からの風前、最後のらふと展。
小冊子の販売も行っています。

らふとのブログ、「小屋の音」は、こちら → 
ご来館をお待ちしています。
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庭の様子

2009.09.18 *Fri
会場の一部となる「ニッケ鎮守の杜」では、花壇の中はもちろん、
おりひめ神社やgalleryらふとの周辺を含めて、
下草や樹木などの手入れを進めています。
作業は私たちスタッフと地元のボランティアさんである
庭人(にわびと)さん10名、そしてガーデナーの大野八生さん
で行っています。

今日、花壇から見たらふとはこんな感じです。

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ホーリーバジルは花真っ盛り。
一部を残して、せっせとお茶にしています。
これは、トキニワカフェで、当日お出ししますね。
カフェの隣は、和紙造形のpaper work golaa::gotaa(ゴラゴタ)さん。


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今年から育て始めたヒャクニチソウ。
百日、だけあって、息が長いです。
工房からの風の日に、作家たちが作品に生けてもらえるといいな、
と思って、咲いた花を次の花芽を残して切花にしています。
切ったお花は、庭人さんたちのその日のお土産に。


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アップルミントは花が咲いてボウボウになったので、
先日思い切ってきり戻しました。
その甲斐あって、5月のような新緑がしげしげと。。
これも、芳香とともに、作家たちの器を彩るでしょう。
これは、那須早苗さんのテントの正面。

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彼岸花も咲き出しましたね?。
でも、これは終わってしまいますね。工房からの風の日には。
いわもとあきこさんの裂織りバッグがたなびくだろう
場所の奥で咲いています。


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たくさんある椎の木。
どんぐりがコロコロ降り出しました。
写真は大降りのマテバ椎。
小振りのスダジイもありますよ。


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わぁ?。
早くも色づいた桜の紅葉、黄葉。
こちらは工房からの風の時には、
だいぶ色づきをつのらせていることでしょう。

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下草も整えて、あ?気持ちいい!
この下草、2005年の夏に庭を土に戻してから
(前は砂利だったのでした)、
自然にゆっくり、ゆっくり茂っていってくれたもの。
いとおしい下草さんたちなのです。
(彼らのお陰で、雨にも強い庭になりました!)


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先日は、千葉市在住のガラス作家津村里佳さんが、
庭仕事を手伝いに来てくださいました。
制作にフル回転でしょうに、一緒に土に触れる時間を過ごしてくださって。
こんな作家さんの気持ちも、
この庭の心地よさの空気にとけて沈んでいるのでしょうね。
津村さんは、スペイン階段前のブース。
お庭の草花を、透明なガラスに生けて、
皆さんをお迎えしてくれますね!
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BISES ビズ

2009.09.17 *Thu
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BISES ビズで、工房からの風のご案内をいただきました。

「花を育てる素敵な毎日」がテーマのビズは、
編集者さんがニッケ鎮守の杜にいらしてくださったこともあります。
また、今回のメインビジュアルであるイラストを描いてくださった
大野八生さんの連載もありますね。
(大野さん、イラストレーター兼ガーデナー、ニッケ鎮守の杜のお庭も
一緒に見てくださっています。
当日は、「トキニワ販売所」という、この庭で穫れた種や作った石鹸、
そして本などを販売するテントで、皆さんをお待ちしています!)

BISESでは、木工の山下龍さんとバスケタリーの山下千鶴子さんによるユニットRyuz
裂織りの いわもとあきこさん、木工の垣本圭子さん、
陶芸の荒澤聡子さんの作品写真を掲載してくださっています。

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垣本圭子さん

2009.09.16 *Wed
木工。
以前は男性が圧倒的に多い世界でしたけれど、
近頃は女性の作り手も増えてきました。
今回はこの垣本圭子と、サノアイさんが出展されます。
垣本さんはおじいさまが大工さんだったとのこと。
最近よくおじいさまのお仕事を思われるようです。
このことは今年の小冊子への寄稿にも触れていらっしゃいますので、
ぜひお読みいただけたらと思います。

さて、垣本さん、「工房からの風」では、
どんな作品と一緒にやってきてくださいますか?
また、特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。 



コーヒーポット、シュガーポット、カトラリー、ふきん掛け、などなど。
食周りのものに加え、お部屋を飾る小物類を持っていきたいと思います。
特に見て頂きたいのは挽きもの類です。
私自身、木という素材の重量を感じさせる佇まいに強く魅かれ、
挽き物を始めました。
そんな木の佇まいを少しでも多くの方に感じて頂ければ幸いです。


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     コーヒーポット
     ウォールナットにメープルのコーヒーメジャー付きです。
     メジャーはだいたいコーヒー10gの量が入ります。



このコーヒーポットに代表されるように、
造形的にも心惹かれるものが多い垣本さんの作品。
暮らしの道具であって、部屋の中にある彫刻のよう。

今、垣本さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

出会いの場、高め合う場、和みの場。
様々な人たちの思いが集まり、あの心地よい雰囲気が作られていると感じます。
私は、毎日一人で工房で作業することが多いのですが、
この工房からの風に参加させて頂くことで、
工房に一つの開かれた大きな窓が出来たようなそんな気がしています。


学生時代とはまた違って、職業人として高めあう人たちが集う場って、
思いのほかないのではないでしょうか。
垣本さんの工房の窓の向こうには、美しい稲田が広がっているとのこと。
そして今回の工房からの風を通して創られた心の窓に、
たわわな実りの風景が広がっていくかもしれませんね。


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     木のカップ  胡桃に白拭き漆で仕上げています。
     木のカップは暖かい飲み物を入れても、
     持ちやすく冷めにくいです。
     他にもナチュラル仕上げのものも持っていきます。



来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひに。

たくさんの素材、またいろんなアプローチの物作りが一同に肩を並べる展示です。
木のものも、見るだけではなく、実際触って、
風合いを肌で感じていただければいいなあと思っています。
また、たくさんの方々とお話しできますこととても楽しみにしております。


垣本さんは、9月20日発売の天然生活でも、
2頁にわたってご紹介されています。こちらも必見ですよ。

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     カッティングボード  山桜にオイル仕上げです。
     幅広、短めのカッティングボード。
     ホールケーキなどを切るときにも使えます。

垣本さんの出展場所は、手仕事の庭、和紙の花壇に生えた楮の木の奥。
自然の中で、暮らしに映える彫刻的な美しさをたたえた道具を
ぜひご覧ください。
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吉田健宗さん

2009.09.16 *Wed
今回、応募を北海道から沖縄まで、全国からいただきました。
難航した選考をくぐり抜けて、実際に出展いただくことになったのは、
北は北海道旭川の瀬戸晋さんから、南は佐賀の藤原みどりさんと、
今回ご紹介する陶磁器の吉田健宗さんまでの日本各地からの作り手です。

吉田さん、8月のミーティングには、長崎から市川までやってきてくださいました。
遠方からの参加はとても大変なことと思いますが、
思い切って出かけてよかった、当日への漠然とした雲のような不安が晴れた、と、工房に戻られてから、明るいメッセージをくださいました。
ええ、作る人たちの醸し出すなんともいえない気持ちのよい気。
吉田さんからも発せられて、また、吉田さんご自身も吸収されたのですね。

吉田さん 「工房からの風」では、どんな作品と一緒にやってきてくださいますか?
特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


粉引きの白いモノ 黒い釉薬のモノ 茶色や黒のガサガサしたモノ
そして出展者の名簿に出ていた琺瑯みたいなモノ
いつもの食卓で使ってほしい食器たちと。


陶芸、焼き物なのだけれど、ちょっとニュアンスがあるもの。
異素材の風合いを感じさせるような、楽しい表情の陶磁器ですね。


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吉田さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

いろんな出会いの種を運んでくれる 素敵な風です。
良い出会いが 自分や相手に種を撒き
芽吹き ぐんぐん成長しますように。


ええ、そうなるように、私たちも願っています。
丁寧に見て、感じてくださる方々が
たくさん工房からの風にいらしてくださるように・・・。


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来場される方々に、吉田さんからお伝えしたいことが
ありましたら、ぜひに。


普段使う食器を 心地良いモノに変えると
それだけで毎日が ちょっぴり幸せになる気がします。
そのお手伝いが出来れば、と思いながら 日々作ってます。
当日はいろんな使い手の方に お会いできればと思います。



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吉田さんが出展するのは、庭の奥。
稲荷社の近くです。
ひょうひょうとした表情の陶磁器が、緑や岩のある空間で、
気持ちよさそうに日向ぼっこ、していますよ、きっと。
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那須早苗さん

2009.09.15 *Tue
手編みのニットで出展するのは、那須早苗さん。
教えるお仕事もされていましたが、
今は制作を中心に編み図の蓄積も行っています。

今年一番最初に個人ミーティングをしたのが、那須さんでした。
満開の桜の下で、こぼれ始めた花びらを頬に受けながら、
言葉を交わしたのが、昨日のことのようです。
あれから半年、もくもくと編み針を進めてくださって、
秋の実りの日を迎えますね。


那須さん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒に
やってきてくださいますか?
特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


手編みのミトンとピンクッションなど、です。
ミトンは、イギリスや北欧の伝統的な柄に、
私の記憶の中で広がる風景を重ね合わせて、編んでいます。
今回出品する作品は
「母が私にしてくれたこと」を心に留めて、作りました。
子供の頃、寒い冬の日に、
私の手を包み込んで温めてくれた母の手の温もりは、
ミトンをはめた時に感じるじんわりとした温かさと、とてもよく似ています。
その温もりを、来て下さった方々に感じていただけたら、
とても嬉しいです。


那須さんの心にかなったナチュラルカラーのウールを使って、
さまざまな文様がミトンのかたちになって編み出されていきます。
細やかなお仕事ですね。

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今、那須さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

はっきりとは解らないのだけど、それまで辿ってきた道から、
広々とした明るい方へと吹き渡ってゆく風のイメージ、
が心の中にあります。


今まで培ってこられた編み物の技術やセンス、
そして日々の中で育まれたさまざまな思いが、
じわっとものづくりの根っこになっているのですね、きっと。
那須さん、随時手編みのデモンストレーションも行いますので、
どんな風にかたちが生まれていくのかも、ご覧いただけますよ。


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来場される方々に那須さんがお伝えしたいことがありましたら、
ぜひお聞かせください。


出展される作家の人々は、
それぞれ素晴らしい世界を持っておられる方ばかりです。
作品にはその人そのものが映し出されているけれど、
是非、作り手と言葉を交わすことで、その世界に触れてみてください。
その手触りがきっと、来て下さった方々の暮らしの中で、
小さな灯のように、温かく光ってくれるのではないかと思います。
幸せな出会いがありますように、
心弾むひとときを過ごしていただけますように、願っています。


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那須さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜の花壇のほとり。
アップルミントや綿の実が弾けた花壇を目の前に、
手に、心に、ぽっと灯るような手編みのニットをぜひ見つけてくださいね。
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新藤佳子さん

2009.09.15 *Tue
獣毛を中心に手紡ぎ、手織り、ホームスパンを倉敷で行う
新藤佳子さん。
新藤さんは、どんな作品と一緒に「工房からの風」にやってきてくださいますか?
また、特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


「見えないようで、在るもの」
が今回の私のテーマです。
光の加減によって見え隠れする市松の模様。
風をまとうかのような薄手のショール。
透かして現れる陰影の模様など。
見た目はとっても簡素だけど、いろいろと遊びを隠しています。
山繭の絹の繊維を、羊毛と混毛して糸に紡いだ
ショールやマフラーは、光があたるとキラキラとわずかに輝きます。
そんな小さな遊び心を探して楽しんでいただければと思っています。

そしてもう一つ取り組んだ試みが「身を包む布」を作るということ。
幅の広い大判のブランケットで、コート代わりにまとって
もらえたらという想いを込めて「コートブランケット」と
勝手に名付けることにしました。
様々な品種の英国羊毛を紡いで織っています。
弾力のある羊、張りのある羊、真っ黒い色の羊などなど、
英国羊毛の面白さが伝わってほしい。
そんな思いで織りました。
また、今回は服地を本当のコートに仕立てたものもお持ちする予定です。


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ホームスパンというと、どっしりとした風合いのものも多く、
それが魅力のひとつでもあるのですが、
新藤さんの手になるものは、手ならではの揺らぎを抱きつつ、
洗練さも併せ持ったもの。
獣毛だけではなくて、シルクなど細やかな糸とともに紡いで織ることによって、
爽やかな風合いを生み出しています。
糸好き、布好きな方も、どうぞゆっくり布に触れていただけたら。。



今、新藤さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

これまで、あれもこれもと欲張って制作し、茂りすぎてしまったり、
とんちんかんな方角に伸びていた枝。
それを剪定することを教えて下さったんだなあと思います。
そして何より根っこが大事であることを、
他の出展者の皆さんのお仕事のお話を伺ってあらためて思わされました。
冬の土作りのように根っこをしっかりと育てていくことを
これからの課題にしたいと思っています。
「工房からの風」。
気がつかなかった様々なことに気づかせてくれる風です。


さまざまな制作が可能になった時、あらためて自分ならではの手を思い返す。
新藤さんは、この機会をそのように捉えてくださったのですね。


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来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひに。

空気をたっぷりと含んで紡がれた糸で作るホームスパン。
どうぞ、ぜひお手に取って触ってみて下さい。
その膨らみの心地よさを感じてもらえたら嬉しいのです。
そして感想を聞かせていただけたらもっともっと嬉しいです。
もちろんご意見もお待ちしています。



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新藤さんの出展ブースは、スペイン階段前。
コルトンプラザのゲート側から来場されると、
まっさきに新藤さんのブースが見えてきます。
お隣のさこうゆうこさんのガラスとともに、しっとり、きらめく手の仕事をご覧ください。
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森文香さん

2009.09.14 *Mon
工房からの風は、一度出展するとその後二年は
応募いただけないようになっています。
出会いの扉を広げ、広やかに新鮮な応募を願うことと、
一度出展した作り手が、進化した姿であらためてこの場に立って
もらいたい、いうこと。
それには、きっと2年は必要なのでは。。
という企画側の想いです。

今回、複数回の出展者は5名。
陶磁器の櫻井理人さん、再生紙の森友見子さん、
綿の磯敦子さん、毛織物の藤原みどりさん、
そして、今回ご紹介する染織の森文香さんです。

森さんが前回出展した時は20代、その会の最年少作家でした。
準備期間、ほんとうにカチカチ!に緊張されていたことを覚えています。
けれど当日は、たっぷりと豊かにそよぐ風に乗って、
たくさんの栄養を吸収されて、いい表情をされていましたね。
その後、じっくりと足元を固めながら、丁寧な仕事を心に置いて
着実に染織の仕事を確かなものにしようと進めていらっしゃいます。

では、さっそく森さんにもお尋ねしてみましょう。

森さん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒にやってきてくださいますか?
特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


草木染めの色とりどりを、綿麻のストールに詰め込んで出品します。
ちょんと首に巻く小振りなもの、
大らかにショールに出来るもの。
いつも織る時に心に浮かんでいる言葉をひっそり添えて、
お客さんや杜の木々にも見て貰えたらと思っています。


森さん、とても豊かな言葉の世界を持っているんですよ。。
作品をご覧になる時、ひそやかに添えられているそのタイトルも、
ぜひ心に留めてみてください。
樹木の下で見る、布と言葉のハーモニー、ぜひ心で味わってみられては・・・。

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さて、今、森さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

企画の方々も、作家みなさんも
とても暖かくて芯の強い方たちで、
そんな力が集まる「工房からの風」は
なんだかたんぽぽの綿毛を運ぶ風みたいだなぁと
織りながらふと考えていました。
当日はその風でちゃんと舞い上げてもらえるように、
自分もしっかり成熟して、綿毛を広げておかなきゃです。


たんぽぽの綿毛!とは、なんとも可憐ですね?。
晩春には会場となるこの庭にも、いっぱいのたんぽぽの綿毛が
ゆらゆらと舞っていました。
さまざまな草花の種のように、作り手の種や芽や花や実が、
工房からの風の日に、全国からこの会場に集いますね。

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では、森さん、来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひに。


どの作家さんのブースも、作品に触れるだけで
きっと世界や楽しみがどんどん広がると思います。
私のストールたちにも、目で見るだけではなく
手に取って巻いて肌で感じてもらえたら、とても嬉しいです。



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森文香さんの出展場所は、らふとの正面、おりひめ神社鳥居脇。
草木、樹木からいただいた色の布を、木々の息吹の中でご覧ください。
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shioさん

2009.09.14 *Mon
昨日は長南芳子さんの鋳金のワークショップを行いましたが、
今年の出展者にも、金属を型に鋳込んで作る鋳金技法の作家がいます。
shioさんもそのひとり。
小さな世界に、ぎゅっとshioさんの世界が詰まっていますよ。

shioさん、「工房からの風」では、どんな作品と一緒にやってきてくださいますか?
また、特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。


自然のモチーフをロウのやわらかな表情を生かしながら作った、
アクセサリーと小物です。
今回、リングの森にいろいろ仲間が増えました。
日記のように作り続けている、お香たてのシリーズも楽しんでいただきたいです。


日記のよう!
毎日、心に留まったものを同じ用途のかたちにしていく。。
なかなかできないけれど、続けているshioさん、素敵ですね。


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     草むらのお香たて(ブロンズ)と、錫(すず)のお皿。




今、shioさんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

鋳物を始めて10年が経ちましたが、改めて自分自身を見つめ直
し、奮い立たせてくれるような‥そんな風です。



そんな風に思ってくださって企画者としてはとてもうれしいです。
出展者の中には、工芸を学び始めてちょうど10年くらい経つひとが
幾人かいらっしゃいます。
技術を学んで、自分の作っていきたい方向が定まってきて、
やっと客観的に、多くの方々にその作ったものを問う時を迎えた方たちでしょうか。
今回の来場者の方々の反応が、良くっても、あるいはたとえ厳しいものであっても、
作り続ける上で、かけがえのない養分になっていくかもしれませんね。


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     シルバーのリング
     (手前から、つぶつぶ、草むら、こまどり、きのこ)
 


来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひに。

手に取り、身につけることで、
小さな森が広がってゆくようなしあわせを感じてもらえたらな、
と思っております。


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     仕上げを待つ、錫のお皿たち

shioさんの出展場所は、らふとの前、森文香さんと菅野あゆみさんの真ん中です。
地図やジオラマ、自然が好きなshioさんの作品を、木漏れ日の中で出会っていただけましたら。
EDIT | 

長南芳子さんのワークショップ

2009.09.13 *Sun
さて、土曜日は、galleryらふとで、ワークショップを行いました。

長南芳子さんによる真鍮の小さな家?ロウをけずって原型を作ろう!
というもの。

こちらは「工房からの風」当日にも行うワークショップです。
長南さんはいつも制作に専念されているので、
ワークショップを行うのは初めて。
大勢のギャラリーに囲まれるだろう当日を前に、
しっとり、らふとで行っていただきました。


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鋳造による真鍮の小さな家を作るこのワークショップ。
作業自体は金属に触れるのではなく、
ワックス(ろう)で形を作っていくというもの。
これを基に後日、鋳造の職人さんに真鍮を流し込んでいただき、
仕上げを長南さんが行うというもの。
なので、この日制作された方々の作品は、
工房からの風当日にお渡しすることになっています。
(タイミングがよければ、当日見せてもらえるかもしれませんね)

ワークショップの流れは、またあらためてご案内しますが、
このように工房からの風では、一緒にものを作るワークショップや、
製作工程を公開するデモンストレーションも行います。

尚、長南さんは今回出展者ではなく、オブザーバーといって、
企画運営を助けてくださる方のひとり。
作品の展示販売は行いませんが、こうしてワークショップやデモを行ってくれます。
今回のオブザーバーは、ほかに 金子佐知恵さん、萩原千春さん、
古橋治人さん、古橋真理子さん、JUNIOさん、吉野綾さんが行ってくれます。
それぞれのワークショップ、デモンストレーションもまたご紹介しますね。
EDIT | 

paper work golaa::gotaaさん

2009.09.12 *Sat
さて、工房からの風まで、いよいよあと35日!
(と、書きながら、にわかに冷や汗が・・)
私もこれからはほぼ日刊!でこの場を活用して、作り手のこと、
ワークショップのこと、デモンストレーションのこと、
楽しいコラボ企画や、カフェ情報、やお庭情報、
トキドキ裏話?などを綴っていきます。
当日までマラソンのようなブログになりそうですけれど、
ぜひ伴走よろしくお願いします!
伴走すると何かよいことが・・・?
ええ、きっと当日、ぐんと深く楽しく、
工房からの風に心地よく吹かれること、間違いなし、です。

さて、これからのメインの情報として、
今回出展する作り手家からのメッセージをお届けします。
まず第一回は、paper work golaa::gotaaさん。
ホームページもとっても素敵なので、↑をクリックして
ぜひお訪ねくださいね。

paper work golaa::gotaaの、golaとは ひだ、波繰形のこと、
gotaとは、 みずたま、したたり、しずく、少量のことをいう
スペイン語だそうです。
ゴラゴタ、という音ですね!
水の流れを感じながら、繰り返すことの意味をモチーフとして、
作者西村暁子さんがさまざまな表現を試みています。

さて、さっそく私からの質問にお答えいただきましょう。


西村さん、「工房からの風」では、
どんな作品と一緒にやってきてくださいますか?
特に見てほしいなぁというものもぜひ教えてください。



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はい、葉書、レターセット、メッセージカード、ノート、
その他バッグやペンケースなど。
ブースのイメージ作りから作品制作まで、「文房具屋さん」を
テーマにしています。


文房具屋さん!
お庭の中に、手漉き紙による文房具屋さんが登場してくれるのですね。



ええ、私の紙は、「和紙漉き」とはちょっと異なる
「和紙造形」という技法で作っているのですが、
和紙とは異なる表現ができることが一番の魅力です。
紙一枚一枚にモチーフを描いたり、
原料の染色によって様々な色を 表現したり・・・
そのあたりを文房具屋さんのようなブースの中で、
作品を通して見ていただけたらなあと思っています。



今、西村さんにとって、「工房からの風」ってどんな風ですか?

nishiakiko2



私のここ数年で一番の、大きくて力強い、でもやさしい風です。
たくさんの人の力や助けを借りて、独りよがりでない展示ができる
「工房からの風」に関わる事ができて本当に幸せだと思います。
当日はその風にうまく乗ることができるかしら、乗れないにしても
気持ちよく髪(紙?)をそよがせることができるかしら。
吹き飛ばされないよう頑張ります。



来場される方々にお伝えしたいことがありましたら、ぜひに。


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今回は、特に葉書やカードなど、「気持ちを伝えるもの」を意識しました。
もしどれかの作品にふと目が止まって、
そこに誰かの顔や言葉が浮かんだら、
ぜひそれを文字にして欲しいなあと思いながら、
そこに書かれるであろう言葉を待っているような作品を
準備してお待ちしています。


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paper work golaa::gotaa(ゴラゴタさん)は、
当日「ハガキのリレー」という企画も行ってくれるのです。
ハガキを選んで、絵や言葉を描いて(書いて)、別紙に書いた宛名紙とを
郵便箱に投函する。
(おりひめ郵便箱というものを、木工作家のサノアイさんに作ってもらいました。会場に設置したこの郵便箱に投函するのも、楽しみ!)

後日、私たちスタッフが宛名紙をランダムにハガキに貼って、
切手をつけて郵便局へ持ち込みます。
数日後、同じ工房からの風に吹かれたどこかの誰かからのハガキが、
風の余韻を乗せてポストに届く、、というもの。

この企画については、また、あらためてもっと詳しくわかりやすく
お伝えしますね!
各日100名様限定の企画。
ぜひご参加をお待ちしています。

ゴラゴタさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜(庭)に入って、すぐ右。
奥の藤棚下を「ハガキのリレー」の場所として展開します。
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小冊子

2009.09.11 *Fri
工房からの風では、毎回「小冊子」を編んでいます。
出展者から12人の作家に文章を寄せてもらいったものをまとめます。

今回の執筆者はこの12人の方々。

熊谷茜さん(kegoya 籠制作)
antosさん(家具 オヴジェ)
瀬戸晋さん(木工)
垣本圭子さん(木工)
櫻井理人さん(染付け磁器)
古谷朱里さん(陶磁器)
平井沙織さん(鍛金)
戸田晶子さん(ガラス)
いわもとあきこさん(裂き織り)
森文香さん(染織)
菅野あゆみさん(綿紡ぎ織り)
藤原みどりさん(毛織物)

今年もこってりと濃く!?でも爽やかに、12人の文章が揃いました。
作り手自らが心の泉に釣瓶を落として、想いを整えて紡いだ言葉。

いただいた原稿、最初のままいただいたのはほんの数人。
ほかの方々とは、かなりやりとりしましたね。
書き直し、ずいぶんしてくださいました。
でも、皆さんお忙しい中、喜んで?書き直してくださって。

書きながら思いを整理された方が多かったみたいです。
聞こえの良い、社交辞令的な言葉をどんどん削いでいって、
自分の心に沈んだ想いとあらためて出合っていく。
よい機会にとらえていただいたようで感謝します。

刷り上って、まず全出展者にお送りしました。
同じ作り手として、しん、と心に響いて、めくる頁が震えた、、
とメッセージをくれた方も。

作り手たちは「もの」を作る人たちだけれど、
この言葉がこれからの種になったり、肥料になったりすることがあったら、
企画・編集者としては、とてもうれしいことであります。

さて、この小冊子、当日も販売いたしますが、
あらかじめ読んでから工房からの風にきていただくと一層、
深くさまざまなことと出会っていただけるかもしれません。

galleryらふと開館日には、らふとで。
都内では ヒナタノオトで先行販売しています。

また、郵送をご希望の方は、下記まで切手480円分を同封の上、
お送り先のご住所お名前を明記して郵便をお出しください。
(小冊子400円+ヤマトメール便代80円)

〒272-0015
千葉県市川市鬼高1?1?1ニッケコルトンプラザ
管理事務所内 工房からの風係

ぜひ事前読書!お薦めします。
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テンプレート配布者:サリイ  ・・・  素材:TripISM

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