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川上

2008.10.30 *Thu
連日、かたづけやら、文書作成など、
終わったあとのことを味わいながら進めています。
そして、やっと交替でお休みもいただきました。
お休み。。。
大切ですね。
心身ともに鮮らしくなった気がします。
そして、この数週間で感じていた、さまざまな思いが、
収まるところに収まって、新たな思いにつながっていく気持ちです。
(毎回、終えた後に、こんな風に思えることが、
とっても幸せなのです。。)

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川上。
カワカミって、繊維業界の用語でもあるのですけれど、ご存知ですか?

工房からの風を企画している母体の日本毛織(株)は、
今はコルトンプラザをはじめとして、さまざまな事業を
営んでいますけれど、創業からの繊維事業では、
「川上」の部分の仕事といわれています。
川上、とは、布そのものを作る仕事。
布はその後、服飾メーカーさんのもとで、洋服になったりしていきます。
使い手が知る名前は、最終のデザインを行ったブランド名。
そう、川下の名前です。

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工房からの風は、川上を大切にしていきたい。
そんなことをここのところ、ずっと思っています。

最終的にデザインされたり、ディスプレイされる美しさも大切です。
けれども、私たち、そういうことって、とても上手くなった気がします。
コーディネートの力。
センスを磨いて、そこで表現していくこと。

そんな「川下」の力に対して、ゼロから生み出す力、「川上」の部分は、
どこか人任せだったり、手を抜いてはいないだろうか。。。
そんなことを思います。

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「工房からの風」に出展する作り手は、「川上」のことから、
「川下」のことまで自ら行う人たちです。
その中でも、特に、「川上」のことを喜びながらものを作る人と
一緒に風をそよがせたいと思うのです。
センスは大切だし、プレゼンテーション力はあった方がいい。
けれど、そういう人が活躍していく場は、
今はきっと多いような気がします。

一方、素材や技術に誠実に向き合いながら、
「川下」のことへ意識が向いていない人もいます。
「川下」だって大切な表現の次元だから、
向いていた方がいいと思います。
けれど、「川下」ばかりに気を使うよりも、
「川上」のことを丁寧にやりすぎて
世の中に出ていくのが苦手な作り手が持っている
確かな魅力を見落としてはいけないな、と思っています。

「川上」のことをしっかりやっている作り手。
そんな人たちの、深い思いや日々の仕事を薄めることなく、
けれど広く扉を開いて、皆さんにお届けしたいと思います。

来年の工房からの風、
もっとディープに、そしてもっと根っこから素敵に。
そんなことを思っているのです。

:::
つづき

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galleryらふとで出している通信、「小屋の音」の前身は、
ベイスノオト。
それは、香水の用語から引きました。

まず最初に香る匂いがトップノオト。
それに対して、香水がつけた人の匂いと馴染んで、
最後に立ち上がってくる香りをベイスノオトと知って、
その名を通信の名前にしたのです。

工芸、手仕事の品の魅力って、まさにそうだと思うから。

今思えば、ベイスノオトと「川上」も、
似たニュアンスがあるような気がしますね。。。
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テンプレート配布者:サリイ  ・・・  素材:TripISM

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