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小河幸代さん(染織)

2011.09.28 *Wed
はらりと美しい布を織るひとの工房は、
すでに凛として冷やかな空気の中にあるのでしょうか。
小河幸代さん。
絹やウールを使って、静かでありながら深い響きをもった布を織る方です。


280911h


Q
小河さんは「工房からの風」にどのような作品と一緒に来られますか?
また、特に見ていただきたいと思われるものがありましたら、ぜひ教えてください。


A
細くてふしのある絹糸を草木染めして織ったストールと
かたくて太い絹糸のシンプルな形のバック。
その他、ウールの手紡ぎマフラーや
有色の羊毛を太く紡いだ糸と野蚕を組み合わせて織った、
ざっくりと素朴な風合いの小さなバックなどです。
繊細なものと素朴なものの二本立てという感じです。

冬からずっと取り組んできた細くてふしのある絹糸のストールは
白からグレーになり水色を経てピンググレープフルーツ色になって紫と
ピンクに花咲きました。
一つの色のなかにいろいろな色の糸がちりばめられています。
近くで手にとって見ていただけたらと思います。



繊細なものと素朴なもの。
一見印象が異なるようでいながら、
どちらもが素材の芯にある豊かさを引き出したもの。

ある種の逞しさを秘めた品のあるバッグが、
庭の緑の中でどんな表情を見せてくれることでしょう。
そして、ほそいほそい、けれど力強い糸を使って
まさに鶴の恩返しのように集中して織られた絹糸のストールとの
対面もとても楽しみです。


280911c


Q
出展が決まってから、小河さんはどんな気持ちで過ごされましたか?
また、「工房からの風」ってどんな風でしょうか?


A
戸を開けて外へ出てみたら、びゅーとひと吹きされ、
まっさらな気持ちに。
それからいろんな方向から気持よい風が吹いてきた感じです。



関東から長野の空気澄む山に移られての制作の日々。
50人の作り手がそれぞれに奏でる音色との出会いに
初めは戸惑われたかもしれませんが、
一呼吸ついてみると、異なりながらも求めるものの近さを
心地よく感じられたのかもしれませんね。
気持ちよい風にそよがれて織りあげられた布。
早く触れてみたいです。


280911a


Q
小河さんの工房があるところはどんな所でしょうか。


A
山の中にある古くて広い一軒家です。
どこへ行くにも坂道をのぼるか、おりるかですね。
動物や虫や樹木や草花のいのちが強くある場所のように思います。

織り機に座ると縁側の窓いっぱいに
向こうの山の緑のグラデーションが気持ち良く見えます。
庭の桃の木に登った猿と目があったこともあります。
ミツバチの巣箱からハチが行ったり来たりする姿や
赤とんぼがたくさんキラキラしてます。
最近は、胡桃や山栗が道ばたに落ちていたり
あけびがたくさんぶら下がっていたり楽しい季節です。


豊かな自然と気息を合わせて送られる日々。
今年の小冊子には小河さんにも寄稿いただきましたが、
そこに訥々と書かれた寒の厳しさのリアルな表現には、はっとしました。
小河さんの布には、春夏秋冬の光も一緒に織りこまれているのかもしれません。


Q
小河さんも、「ぬくもりを届けよう」にご参加くださいます。
どんな作品をお出しくださいますか?

A
ほっこりとした気持ちになるような、
やさしくて素朴な色合いのものを選びました。
ウールのマフラーと
手紡ぎ糸や織り布のはぎれを縫いつけたメガネ入れの袋です。


さて、どなたがお選びくださるでしょうか。


小河幸代さんの出展場所は、手仕事の庭、花壇の手前。
緑の絨毯の上、秋の光を受けた美しい手仕事との出会いをどうぞお楽しみに!
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テンプレート配布者:サリイ  ・・・  素材:TripISM

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